- 【歯科医院が解説】ホワイトニング中のタバコは控えよう!治療後の禁煙期間の目安を解説
- update:2020.12.22
- 「ホワイトニング中のタバコって控えた方がいいの?」 
 「どのくらいの期間喫煙したらいいのだろう?」- 喫煙者の方は、このようなお悩みを抱えていないでしょうか。ヤニで黄色くなってしまった歯には、ホワイトニングが効果的です。しかし、ホワイトニング中に喫煙をしてしまうと十分な効果が得られない可能性があります。 - 本記事では、函館市に位置する「にしかわ歯科本通りクリニック」がホワイトニングとタバコの関係を解説していきます。喫煙することで着色汚れ以外にもお口に悪影響を及ぼす場合があります。 - 口内の健康を保ちたい方は、ぜひ本記事をご一読ください。 - 目次 - ホワイトニング中にタバコを控えた方がよい理由 - ホワイトニング中にタバコを控える理由は、ホワイトニング効果が落ちやすいためです。 - 過酸化水素という成分が入った薬剤を使用するホワイトニングでは、歯の表面を守る成分が一時的に失われます。これにより、着色しやすい状態になっています。 - ホワイトニング効果を高めるためには、できるだけタバコを控えましょう。 - ホワイトニング後はどのくらいタバコを吸わない方がよい? - 前章では、ホワイトニング中の喫煙を控えた方が良いとお話しました。しかし、どのくらいの期間禁煙をすればいいのでしょうか。あまりにも長い期間だと、タバコを我慢するのが辛いと感じてしましょうでしょう。 - そこで本章では、ホワイトニング後の禁煙期間の目安を紹介していきます。下記2つのホワイトニングに分けて解説していきましょう。 - ・ホームホワイトニング - ・オフィスホワイトニング - 1.ホームホワイトニングは1時間- ホームホワイトニングは、自宅で施術を行う治療です。薬剤をじっくりと歯にしみこませることが特徴。 - ホームホワイトニング後は、過酸化水素の濃度が低い薬剤を使っています。そのため、施術後の着色はしにくいです。ただし、施術した後でも1時間は禁煙するようにしましょう。 - 2.オフィスホワイトニングは24時間- オフィスホワイトニングとは、歯科医院で施術を行う治療です。ホームホワイトニングに比べると、歯が白くなる期間は早いと言われています。 - オフィスホワイトニングは、ホームホワイトニングと比較すると過酸化水素の濃度が濃い薬剤を使用します。そのため施術をしてから24時間程度はタバコを控えましょう。 - 【着色汚れ以外も】タバコが口内に与える影響2選 - タバコは歯の着色汚れ以外にも口内に影響を与えます。主には下記2点です。 - 1.歯周病になりやすい - 2.歯茎が黒ずむ - それぞれの影響について、ひとつずつ解説していきましょう。 - 1.歯周病になりやすい- 喫煙することで、歯周病になりやすいと言われています。 - タバコの煙に含まれる「一酸化炭素」は細胞組織の酸素供給を妨げます。なお「ニコチン」は一種の神経毒で、血管を収縮させる影響があります。血管が収縮すると血液の流れが悪くなり、歯・歯茎に十分な酸素が行き渡らなくなってしまうでしょう。 - その結果、タバコを吸うことで歯周病になりやすくなります。 - ニコチンは体の免疫機能を低下させる危険性もあるため、口内にいる細菌に感染しやすくなります。 - 2.歯茎が黒ずむ- 喫煙は歯茎の黒ずみの原因にもなります。 - タバコを吸うことで血液の流れが悪くなります。ニコチンによってビタミンCが破壊。その結果、メラニン色素が沈着し歯茎が黒ずんでしまいます。 - タバコによる口内の汚れは歯科医院で落としましょう - タバコによる口内の汚れは、歯科医院で落としましょう。この章では、喫煙が及ぼした影響に対して、どのような治療法があるのかを解説していきます。 - 主に下記3点の施術を紹介します。 - 1.クリーニング - 2.ホワイトニング - 3.ガムピーリング - それぞれの特徴などを解説していきましょう。 - 1.表面のヤニをとるならクリーニング- 表面のヤニをとるなら、歯医者でクリーニングを受けましょう。 - 普段のブラッシングでは取り切れない汚れが落とせます。そのため、表面のヤニをとるだけでなく虫歯や歯周病予防にも効果的です。 - 2.歯の内部まで沈着していればホワイトニング- 着色汚れが歯の沈着している場合は、ホワイトニングを行います。歯そのものを白くするためホワイトニング効果が期待できます。 - ホワイトニングにもさまざまな種類があり、それぞれに特徴があります。歯科医院では、下記3つのホワイトニングを行っています。 - ・ホームホワイトニング - ・オフィスホワイトニング - ・デュアルホワイトニング - 函館市にあるにしかわ歯科本通りクリニックも紹介した3種類のホワイトニングを行っております。 - >>ホワイトニングの種類4選!料金や効果、特徴などを比較して解説 - 3.歯茎の黒ずみにはガムピーリング- 前章でも紹介しましたが、タバコを吸うと歯茎が黒くなってしまう場合があります。歯茎の黒ずみには、ガムピーリングという施術を行います。 - ガムピーリングについては、下記のコラムにて詳しく解説しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。 - >>歯茎のホワイトニング「ガムピーリング」について解説!具体的な治療の流れまで紹介 
記事監修者 院長 西川卓志





















